セカンドライフの資産設計
セカンドライフは・・・
「働いていた時間に匹敵するくらいの豊かな時間がある。」
とこれまでに述べてきました。
そして、
その豊かな時間を有意義にすごすためのきっかけ作りについてもお話してきました。
セカンドライフを有意義に過ごすプラン作りが出来ました。
今回はこのプランを可能にするための資産設計について説明しましょう。
セカンドライフに必要なお金を設計する場合、
分かりやすい方法は必要なお金を3つに分けて考える方法です。
まず、生活を維持していくための基本生活費が必要です。
食費や光熱費、交通費、教養娯楽費(趣味などのためのお金)など毎月必ず必要なベースとなるお金です。
住居費は持ち家の場合は必要ありませんが、賃貸の場合は基本生活費に含めて考えましょう。
次にライフイベント資金です。
これからの生活を維持したり、有意義に過ごすために必要な費用の中、時々あるいは、
一時的に必要となるまとまった費用です。
自宅の修理やリフォームの費用、たまには出かけたい海外旅行などの費用、
子供様の結婚費用の援助の費用などが挙げられるでしょう。
三番目の費用が緊急・予備費用です。
私たちの生活には、予期しなかった大きな出来事に出くわす場合があります。
私の場合でも、まさか阪神・淡路大震災のような大きな災害が起こり、
家を建て直す必要が起こるとは、全く予想していませんでした。
天災・災害以外でも、思いがけず家族が大きな病気や怪我で長い期間入院したりする
ことも全くないとは言い切れません。
このような場合に備えて保険に入ったりしていますが、全てを保険でカバー出来るように
するためには、多額の保険料を払わなければなりません。
何事もない場合もあるでしょうし、予想できないことにより費用が発生する場合もあり
ますので、ある程度の緊急・予備費用を準備しておくことが必要でしょう。
次回は、このようなお金をどのように準備し、運用するかについてお話します。
~住まいとお金の相談ネット・ブログより再掲載~
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