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郵政民営化に思うこと

 10月1日をもって郵政は、民営化されました。たまたま、振込の必要があり、事務所近くの郵便局に行きました。

 いわゆる町の郵便局(特定郵便局?)です。民営化の初日でもあり、月初でもあったので窓口は大変混んでいました。振込2件に30分以上待たされました。

 郵政の民営化など、多くの機関が民営化されたり、規制が撤廃されたりしていますが、その議論について、思うことがあります。

 民間の企業にも二種類あるのではないでしょう。自動車、家電、IT、鉄鋼など完全に世界のマーケットと自由に競争している産業と国内中心で公益的部分を担っている産業です。

 公益的部分を担っている産業としては、昔からある電気・ガスなどのインフラや電車・バスなどの交通機関などがあります。これらの産業では、民営化されても、地域独占的な部分は残りますし、一方使用する側としては、何処に居ても電気やガスの供給を受けたり、電車やバスを利用したいと、広く全国的にサービスを提供して欲しいとの要求もありますので、一般的民間企業のように収益だけを優先した業務運営は許されません。

 病院、介護、老人ホームなどの業務も公益的部分を担う産業ではないでしょうか、これら産業の収入は、健康保険、介護保険なと゛の社会保険料と個人負担で成り立っています。一方国民も必要なときには、遍くサービスが受けられることを期待しています。

 これら、公益的部分を担う産業は、たとえ民営化されても国民の理解と要請に基づいた上に成り立っている産業です。国民が理解しないと、いくら医療関係者や介護事業が売り上げ増を図ろうとしても、健康保険料・介護保険料の改定がなければ、売り上げ増は出来ないのです。

 最近、コムスンの介護事業が社会問題となりました。介護事業が公益的部分を担っている産業として考えれば、例え民営化されても、そんなにべらぼうに儲かる仕事ではないはずです。儲かるとすれば、保険料や介護報酬が高すぎるか、不当な方法で利益を出しているかしかないのです。

 一方、国民はこれら産業に携わる人たちの適正な労働条件の確保や資金を提供する株主への適切な配当も理解をしなければならないと思います。

 郵便局がこれまで担ってきた仕事は、郵便事業や地域金融機関としての窓口業務は、公益的性格の仕事だと思います。民営化の議論の中で、公益的部分を担い、国民のコンセンサスのもとに成り立っている産業の民営化の在り方として、もう少し議論がなされて欲しかったと思います。

/staff (fukuyama)

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