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「ねんきん定期便」がスタートします

年金の加入記録が正しいかどうか?を確認する取り組みとして、
4月から年金の現役加入者に対して「ねんきん定期便」が送られます。

送られる時期は”毎年の誕生月”です。

「本来は正しいはず」の年金記録が、

 ○年金制度の度々の制度変更による複雑化
 ○周知の不足、加入者の理解不足(社会保険庁の説明不足)
 ○届出主義による加入者の届出漏れ
 ○勤務先の標準報酬額改ざんなど偽装や届出ミス
 ○社会保険庁の事務処理ミス
 ○その他のトラブル

の可能性があり、「本人がこう加入していたはず」の情報が誤っている
という問題が近年続々と発覚してきました。

この問題は解決していくには、社会保険庁を批判するだけは何も進まず、
やはり国民1人1人が自身の記録と向き合うことが肝心です。

必ず確認するようにしましょう。
押さえていただきたいポイントは、以下の4点です。

 □届いた封筒の色

   ・オレンジかブルーか
      オレンジの方は「漏れ」や「誤り」の可能性が
      ブルーよりも高い方を示しています。
 
 □用紙の色
 
   ・ブルーかホワイトか
    ブルーの用紙の方は必ず回答してください(★誤りがない場合も)
      58歳になられる方
      標準報酬月額に誤りの可能性がある方
 
 □年金加入履歴
 
   ・加入月数の欄が合っているかどうか?
      「資格を失った年月日」の前日までが加入していた日です!

   ・複数の年金記録がある場合は、その年金記録が繋がっているかどうか?
     「資格を失った年月日」と次行「資格を取得した年月日」が同一かどうか?
             
 □標準報酬月額の月別状況

   ・今回初めて送付されます。当時のお給料水準と著しく異なっていないか?

   ・朱色で書かれているのは箇所は、社会保険庁のほうで判断した
    『要注意(実際と違う金額に引き下がれている可能性有り)』ですので、
    周りの数字や給与明細(当時のがあれば)と比較してみてください。
    

不審な点があった場合、
回答して返送するか、最寄りの社会保険事務所へ問い合わせてください。

確認をしない限り、
堅実な会社にずっと勤めていた自分だけは大丈夫ということはありません。

自分が正しく届出していても、勤務先が正しく事務処理していても、
結局は誤っていたケースが実際に発生しています。

老後の年金は生きている限り受け取れる権利です。
長生きリスクに備えるものです。

年金を受け取り始めた後での訂正は余計に手続きが複雑で、
支給に時間が掛かっているのが現状です。
 ⇒漏れていた分の支給に1年以上!も掛かっているケースがあります。

描いていた将来の生活設計に狂いが無いように・・・
今のうちからしっかりと確認(誤りは訂正)するようにして下さいね。

/staff (yamashita)  所属:ズ・ユア・プランナー(独立系FP事務所)

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「資産運用と金利」

高齢者が悪質な業者にだまされたとか、長年働いてもらった大切な退職金を、株式や投資信託に投資して、今回の経済環境の中で、半分以下になってしまったなどの報道がなされています。

このような、報道の中で、必ず言われるのが、「銀行等に預金しても、殆ど金利は、ゼロなので」というコメントです。

ここで、もう一度「金利」というものを素朴に考えてみましょう。

私たちがお金を貸したり、預けたりした場合、何年か時間がたって、返してもらう(預金なら下ろす場合)時、少なくとも同じ価値のお金を返してもらいたいと考えるでしょう。

何年かたつうちに、物価が上がってお金の値打ちが下がっていたとしたら、それを補填する程度の金額(利息)を付けて欲しいでしょう。これが金利の原則だと思います。

過去の金利と物価上昇を比較してみると

定期預金金利≒物価上昇 債券金利≒物価上昇+α

程度ではないでしょうか。

ここ数年間は、物価も殆ど上がっていなかったのですから、金利も殆どゼロなのは、当たり前だとも言えるのではないでしょうか。

それでは、株式などに「投資」するとは、どういうことでしょうか。預金・債券とは、どうちがうのでしょうか。

株式に「投資」することは、その会社の事業をサポートし、成果が出れば、その収益を配当金や株価の上昇という形で、受取ることを期待して行う行為です。

つまり、収益(リターン)を期待して行うわけですから、損失が出た場合にも、それを甘んじて受け入れなければなりません。これがリスクとリターンの関係です。

高齢者や定年退職した人にとっては、資産は長年働いて積み上げてきたものですから、使うときには、貯めた金額と、せめて同じ程度の価値で使用したいと考えるのが根本ではないでしょうか。もう一度、リタイアメント世代にとっての、資産運用と金利の関係を確認しましょう。

/staff (fukuyama)

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